〇 生成AIを利用した指導

こちらのページでは、生成AIを利用した英語ディベート等の指導方法をご紹介します。


■ 1) ChatGPTとエクセルで自由英作文をまとめて添削


 

ChatGPTをエクセルと組み合わせて、1クラス40人ほどの自由英作文の添削を、5分から10分ほどで処理して印刷する方法の紹介です。

Chat GPTの英語の授業での利用について、様々な実践報告があります。ただ、一括して40~50程度の英作文を処理する方法については、まだあまり広まっていないのではと思います。その方法をまとめたPDF ファイルを以下よりダウンロードできるようにいたしました。

 

授業の中で、一般的な自由英作文のみならず、英語ディベートの立論スピーチを書かせている学校もあるかと存じます。書かせた英文を添削する方法の一つとして、先生方のご参考になれば幸いです。


ダウンロード
ChatGPTを利用してまとめて英文添削する方法_2312.pdf
PDFファイル 694.6 KB

*上の pdf の説明だけでは分かりずらい、というご指摘を頂きましたので、サンプルのファイルを用意いたしました。下のエクセルファイル、ワードファイルでお試しください。

*エクセルファイル内では、特定の企業が作成した課金の必要な 拡張機能が組み込まれておりますが、その企業のサービスを使う様に推奨するわけではございません。エクセル上で Chat GPTを関数として使うことのできる拡張機能は、他にも無数にございます。ここでの例は、あくまでエクセルファイル上で、どうプロンプトや英文を配置するかの一例としてご参照ください。


ダウンロード
ChatGPTを組み入れた例.xlsx
Microsoft Excel 24.9 KB

*ファイルをコピーしたり、ダウンロードしたりすると、このエクセルファイル内の ChatGPTを読み込ませる関数が置き換わることがあります。エラーが起きている場合は、「=AI.ASK(A$4,F2, 1,500)」など、プロンプトを読み込む関数の「=AI.ASK(~」の部分が正しくなっているかご確認ください。


ダウンロード
添削の差し込み文書_自由英作課題_EXL_サンプル.docx
Microsoft Word 26.8 KB

ダウンロード
添削して差し込み印刷をした例.pdf
PDFファイル 232.0 KB

□ エクセルファイルの表示


□ ワードファイルの表示 (差し込み印刷機能でエクセルファイルを指定した結果のもの)

* 上の例から分かる通り、特に文法の修正内容を日本語で説明させようとすると、変な回答が戻ってくることが多いです(この点、生徒に説明しておく必要があります)。文法の修正については、明確なエラーではない個所でも「この方が自然なので」直してくることも多いです。これらの点を踏まえて、下の学年の生徒に返却する場合は、教員が一度目を通しておくと安全です(または、自分である程度判断ができる高2~高3を対象に利用すると良いです)。



■ 「ChatGPTを利用してまとめて英文添削する方法」 pdf の画像版